内臓疲労は常に着目しないといけない項目のひとつです。
トレーニングをしているとエネルギーの消費と供給が激しくなり胃腸、肝臓などが疲弊して内臓の機能低下(消化・吸収不良)、倦怠感(身体がだるい状態が続く)、筋肉の緊張と痛みが出てきます。
特に肝臓疲労があると全然走れません。
オーバートレーニングをしていないか、薬は飲みすぎていないか、少量であっても長期間服用していないか確認しないといけません。
特にボルタレン、ロキソニンなどの鎮痛薬、貧血の鉄剤は最悪で肝臓疲労を慢性化させます。(腸疲労も起こり栄養素吸収の低下、骨密度の低下、鬱になる危険性)
大学、高校スポーツは年中試合や合宿があり痛みが出ても痛み止めで頑張ってしまい結局試合でうまくいかないケースも多いです。
薬に頼るタイミングは試合前だから大事な時期だからというのはわかりますが、日々のリスクマネジメントを確立させるほうが結果的にうまくいく気がします。
少し逸れましたが、内臓疲労は知らない間に走れない身体を作ってしまうので選手自身も日頃から注意して食事や薬の使い方を考えてみてください。
内臓疲労は鍼灸がもっとも得意とする分野です。
筋のメンテナンスと並行して内臓の疲労もとっていきましょう。
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